螢袋(ほたるぶくろ)
2014/06/06
眩しく差し込む太陽の光はますます植物の成長を促し、初春に花咲いた木々も実を大きく膨らませます。
六月六日は「芒種」で昔は稲や麦など芒(のぎ)のある穀物の種をまく季節でした。松阪ではすでに青々と成長した姿をみることができるこの頃です。
今週の花は英語でBellflower鐘の花といい、螢の飛び交う頃に紫や白の袋状の花をうつむき加減に咲かせる「螢袋」です。
花の中に螢を入れると明かりが透けて見えることからこの名がついたといわれる「螢袋」と、芒種に合わせ薄(芒)を取り合わせました。