新着情報一覧
2013/11/29
雪柳(ゆきやなぎ)
風に舞う木の葉にのって初雪の便りも届き、いよいよ季節は冬へと移り変わります。
北関東の方では風に運ばれ花びらのように舞い降りる雪「風花」が見られるそうですが、今週の花にも開花の時期にはその小さな花々の姿に降りかかる雪を思わせる『雪柳』を選びました。
この時期は四季を経てすっかり古色に染まった枝葉が、柳のようにしなる雪柳に少し雪が舞い始めたかのようなイメージで入れてみました。
2013/11/22
同窓会
今週は大学時代のご友人同士でお越しいただいたお客様です。
以前にも皆様でご来店いただいており、今回は新しく立て直した和田金にも前回の思い出を想い起していただき、懐かしく感じていただいたそうで有難うございます。
皆様の思い出の中に和田金がございますことを私どもも大変嬉しく思います。
2013/11/22
石蕗(つわぶき)
先日より積雪の多い地方では大切な木々を雪から守るための雪吊りが行われ、冬を迎えるための準備が各地で行われています。
また早朝、空気も冷たく霜柱ができ始める時期でもあり、野原の花も少しずつ落ち着いた表情へと変わりつつあります。
今週のお花は石蕗で、存在感のある大きな葉が短い日中の陽に照らされてさらに艶やかに光ります。
この葉が蕗に似た光沢のあるところから艶葉蕗(つやばぶき)が転じて「石蕗」と名付けられたそうです。
石蕗に合わせた柔らかな色合いの椿がそっと優しく手を添えてくれているかのようです。
2013/11/15
椿(つばき)
穏やかに晴れ渡った空も高く空気も澄みわたり、時折吹く冷たい風に冬の気配を感じる頃、暦の上では立冬でございます。
この季節を表す言葉で「山茶始開」{つばき(さざんか)はじめてひらく}と言われますが、艶やかな葉の中に顔を出し、今か今かと出番を待つかのごとく膨らんだ蕾がようやく花開いてくれました。
18世紀にはヨーロッパにも伝えられた花、今年最初の白玉椿が一瞬のうちにお席の表情を変え、これから来る冬への案内をしてくれているかのようです。
2013/11/15
ご結婚記念日
今週はご結婚記念日に、三重県内からご家族で和田金にお越しいただきましたお客様です。
可愛らしいお子様とご一緒に、楽しいひとときをお過ごしいただけましたでしょうか。
またご結婚記念日にご来店いただけますことを、心よりお待ち申し上げております。
2013/11/08
杜鵑草(ほととぎす)
夜露に照らされた樹木の葉が、今にも落葉にならんとする前に、精一杯の輝きを放つかのように黄や紅に色づきはじめました。
お席におきましても秋の深まりを感じていただければと、日本で古来から親しまれている花、赤紫色の斑点が野鳥のホトトギスの胸元を思わせる杜鵑草に、淡い色の花も可憐な花水木の紅葉と実をとり合わせました。
日常の喧騒の中から抜け出したような穏やかな空間を醸し出してくれます。
2013/11/01
蔓梅擬(つるうめもどき)
今年は10月に入りましても暑い日がございましたが、この頃は随分と朝夕の冷え込みを感じる様になりました。
暦の上では霜降で霜が降りはじめ、秋の終わりを告げ、冬を迎える頃となります。
この時期は各地で沢山の実りに感謝する行事が行われますが、ここ松阪の秋祭りも間もなくです。
そんな実りをお花でも表し、今週は枝ぶりや葉、沢山の朱色の実が梅に似ており伸びやかな枝ぶりに躍動感のある「蔓梅擬(つるうめもどき)」を入れました。
これから冬を迎え、その先につながる季節の移り変わりに感謝して。
2013/11/01
お誕生日記念
ご主人のお誕生日の記念に御来店いただきました、笑顔の素敵なご夫婦です。
今回は伊勢神宮と和田金での御食事を目的にお越しいただきました。
またいつか、お子様とご一緒にお越しいただける日を楽しみに致しております。