石蕗(つわぶき)
2013/11/22
先日より積雪の多い地方では大切な木々を雪から守るための雪吊りが行われ、冬を迎えるための準備が各地で行われています。
また早朝、空気も冷たく霜柱ができ始める時期でもあり、野原の花も少しずつ落ち着いた表情へと変わりつつあります。
今週のお花は石蕗で、存在感のある大きな葉が短い日中の陽に照らされてさらに艶やかに光ります。
この葉が蕗に似た光沢のあるところから艶葉蕗(つやばぶき)が転じて「石蕗」と名付けられたそうです。
石蕗に合わせた柔らかな色合いの椿がそっと優しく手を添えてくれているかのようです。