冬至

１２月だといいますのに各地で夏日が観測されるなど、このところの気候には驚くばかりでございますが、暦の上では間もなく冬至でございます。

１年で最も日中の時間が短くなりますが、ここからまた日が伸びてまいり、陰陽説でいう陽の回復が始まることから一陽来復と言われております。

今週のお花は気温の下がるこの時期にすっと伸びる姿も凛々しい雲竜柳に暖かな光を思わせる紅色のマム、シキミアとヒムロ杉を入れました。

柳は寒い季節にもそれに負けることなく少しずつ芽を出す姿が頼もしい枝物でございます。