秋の景色
2017/10/20
朝夕の気温が下がり清々しい風を感じるこの頃でございます。
また日中との寒暖差が大きくなり、様々な植物が表情を変え秋の深まりを知らせてくれております。
ここ松阪出身の本居宣長は医者であり文学者でもありますが、和歌をたしなむ人物でございました。
「さし出づる影にちしほの色見えて夜の紅葉は月ぞ染めける」
秋の夜空の月の美しさが浮かんでまいります。
四季の移ろいを歌で表現する本居宣長につきまして、現在三重県立美術館にて展示会が行われております。
今週のお花は野バラの実、ドウダンツツジ、菊、鶏頭、竜胆、吾亦紅、木苺の紅葉を入れました。
初秋には青々としておりました野バラの実も赤く色づき、鶏頭や菊、吾亦紅といった秋の花々が秋の深まりを感じさせてくれます。