水仙(すいせん)
2014/01/17
間もなく一年中で最も寒さ厳しい時季「大寒」ですが、冬の最後の節気でもあり、柔らかな光射す春を待ち望む頃でもあります。
この時期の水は、雑菌が少ないとされ、各地で味噌、醤油、酒づくりなどに利用され、餅を作る地方もあります。
今週のお花は大寒の冷たい空の下咲き誇る「水仙」で、ヨーロッパから中国を経て日本に渡来したと言われ、水にたたずむ仙人を水仙とし、その花の立姿と芳香が仙人のようなところから名付けられたそうです。
雪の中、春の訪れを知らせてくれる花として「雪中花」という別名もある繊細でありながら厳しい寒さに耐えて咲く「水仙」をいれました。