猫柳(ねこやなぎ)
2014/02/07
春風解凍(はるかぜこおりとく)、春の風は東風(こち)とも言われますが、この風が氷を溶かし始め、少しずつ暖かさを取り戻します。
とは言えこの辺りでは殆ど雪が積もることは無く、穏やかな光に誘われて足取りも軽くなり、間もなく花開く花木も芽を膨らませ春一番を待つばかりでございます。
今週は春の訪れを告げる花木のひとつ、「猫柳」を喇叭水仙とともに入れました。
葉が出る前に絹のようにつややかな毛に覆われた花芽を付け、水辺に見かける落葉低木で、春への道案内をしてくれているかのようです。