紅花栄（べにばなさかう）

　二十四節気は小満を迎え、陽気が良くなり万物の成長がすすみ天地に満ち始める頃でございます。

日差しも強くなり、気が付けば植物がすくすくと伸びその成長に驚くばかりでございます。

七十二候では「紅花栄」で紅花が盛んに咲く頃という意味でございますが、紅花は別名「末摘花」とも呼ばれ、万葉集や源氏物語にもその名が登場いたします。

染料、薬、食品にも用いられる植物でございます。

　今週のお花はどうだんつつじ、アルストロメリア、小海老草でございます。

アルストロメリアはお花屋さんでは年中見られますが、本来は５～７月に咲く花でございまして、小海老草もこれから夏にかけて咲く花でございます。